第8章:秘密の守護者
英雄たちの戦いが終わり、町は再び日常を取り戻し始めた。ピジョーネ婆さんの魔法により、多くの町の人々は宇宙の帝王との戦いの記憶を失っていたが、町には再び平和が訪れていた。
うめさんは、戦いの後も町内会のスターとしてライブや動画配信の活躍をし続けた。
アプリ「うめさんの日常」は、彼女の日常の出来事や、町内会のイベントを発信するプラットフォームとして、多くの人々に愛され続けた。戦いに関するうめさんへの感謝の記憶は消えていたが、うめさんの温かい人柄は変わらず、町の人々に喜びをもたらしていた。
五右衛門じいさんは熊本県に引っ越したが、たまに鳩婆洲町を訪れ、うめさんのライブを見に来ていた。
とみぞうじいさんは、普通の生活に戻りながらも、密かに町の守護者としての役割を果たし続けていた。
「うめさんの日常」のアプリも、新しいコンテンツを追加することで、更に多くの人々に愛される存在となり、て高齢化完熟アイドルとしてさらに活躍の幅を広げていくのであった。
今日も町のライブ会場ではうめさんの歌う「ハトが豆を食べるゲームのテーマ」が鳴り響いているのであった。
エンディングテーマ「ハトが豆を食べるゲームのテーマ」
作詞:ハトバース
作曲:マヨネーズこういち
エピローグ-伝説が始まる
春の日差しが暖かく、
新緑の公園は人々で賑わっていた。